私、意外と困ってました。アスペルガー×ADHD体験日記

発達障害 当事者のメモ的ブログ。

食べることは生きること

 

私たちは食べずして生きてはいけない。

私たちが食べた物は、血となり肉となり、私たちを創っていく。

 

発達障害と言われる人の中で、食生活に困っている人はどれくらいだろうか。

生きることが辛い、というのは、食生活に困難を抱えている人も多くいるのではないか、と思った。

 

 

最近、コンサータを意識して飲むようにしている。副作用のダメージは、目に見えずじわじわとしている。

 

今日は食べることが悲しかった。時間の感覚は曖昧で、いつのまにか夜になり、空腹で喉が酸っぱくなるような気持ち悪さを抱えて、それでいて何を食べたらいいかわからなかった。

 

キッチン周辺をうろうろして、冷蔵庫を開けては閉じることを繰り返す。ようやく焼いた薄焼きパンも、出来上がっても食べることができなかった。

食べ物を目の前にして、それを食べ物だと脳が認知してくれなくて(食欲が沸かなくて)

仕方なくプロテインシェーカーでドリンクを作って、なんだか悲しくて虚しくて、涙が出た。

 

ただ、生活の一部である食事が取れない、自分の人間としての無力感と。痩せこけていった過去のトラウマが自分を不安にさせて、それでいて冷めていく'物体"を眺める事が辛かった。

 

手足の感覚が冷たくなるような、魂が身体から抜けていくような、浮遊感というか。

生きた感じがしなくて、怖くなって悲しくて、自分の弱さが、自分の命を蝕んでいくから、私はどうやって生きていったらいいのか分からなくて。

 

今日はとりあえず、シェーカーを飲んで。少しだけ身体に栄養を与えて。食べている誰かをみると、少しだけ食べてみようかな、と興味がそそられて食べられる。調味料をかけたり、他のものを食べたりしてるのをみて、少しずつ真似しながら。私は一人だと食べなくなるんだね。ふと、自ら死んでいくみたいだと思った。

そんな事しなくていいのに。安らかに生きたいよ。