2023-06-30 焦り 女の一生、という本を読んでいる。 なんのことはない、コラム形式に著者が質問に答えてくれるタイプのものだ。 はじめ私は、様々な女の自伝が記録されているのか、それを追体験できるタイプのものかと、思っていた。 気がつけば30目前、今となってはの話だけれど、20前半の歳の方がずっと、私はなにかに焦っていたように感じる。女であること、若さが一瞬であること、それらの儚さや価値について、無意識に押し付けられる社会の女性像というものに対して。自分の現状との差に焦っていたのかもしれない。